2016年11月4日金曜日

大阪に対する信頼

アメリカ人の友人が泊まりに来た。

関空で買ったSIMカードが機能しないということで、近所のドコモショップに行った。英語の出来る人がいないので、わざわざ別の店(本社?)に電話つなげて対応してくれたそうだ。SIMカード自体はドコモの製品ではないので本来彼らが対応する義理はないのだが、電話越しにいろいろ指示して試してくれて、な んとか通信機能だけは使えるようになったとのこと。結局、電話できるようになってないのだけど、彼女はもの凄く満足して帰ってきた。

昨日も彼女は1人で伏見稲荷に出かけていった。その近くの食堂で昼食をとった後、そこのおっちゃんだかおばちゃんだかと1時間もしゃべってきたらしい。どうやって?と尋ねると「ほとんどジェスチャーで!」とのこと(笑)

どこでもみんな親切だから全く困ることはないと言って、毎日嬉々として1人で出かけていく。

無名の庶民の自然体の思いやりが無数に積み重なり、日本や関西に対する信頼を少しずつ地道に形作っていく。しかしSNS時代のいま、市場寿司のような店がたった一店舗あらわれるだけでこの街に対する信頼が簡単に崩れてしまう。そしてその不利益を被るのは、われわれ大阪府民みんなだろう。





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