2015年11月25日水曜日

弁護士紹介と弁護士冥利

利益相反や自身の専門性不足など何らかの事情で自分が受けられないとき、ほかの弁護士を紹介するということを、昔から僕らの業界はやって来ました。そういうときに最適な人を見つけることも、弁護士の仕事のうちだと考えています。
先日も、弁護士としての技術や誠実さ、しんどいことだらけの思春期の少年と気持ちを通じ合う能力などから、この事案を紹介するなら彼しかいないという人に頼んだところ、快く引き受けてもらえました。

後日お父さんから、彼が息子と信頼関係を築いてくれて随分様子が変わって来たと喜びのメールが、普段はそういうことをあまり表に出さない人だったのですが、僕のところに届きました。弁護士冥利に尽きる瞬間です。

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